私の住む京都市内は東西南北に道が配置され、「碁盤の目」といわれる町並みであることはよく知られています。
地図上では見やすいですが、クルマでの走行にはなかなか厳しい状況です。
大きな道路(通り・筋・川)は、
東側:鴨川
西側:大宮通
北側:御池通
南側:五条通
この上下左右4線の内側が「碁盤の目」道が狭く一方通行。辻には祠やお地蔵さん石標がありとてもトリッキーです。
また、観光地ならではの人波をかき分けての走行や、バスとタクシーが多く、急停車に要注意です。
電車やバスの交通網はよく整備されており生活するには便利だけど、普段の買い物(私は週一)は荷物も多いので車で行きたい。せっかくのおいしい湧き水のある京都、水道水は飲みたくない…だから汲みに行きたい…となってしまいます。やはり車は便利という結論になります。そこで、いかに「大変な交通事情」を乗り切るかとなると軽自動車が適しています。
加えて、家は市内北部にあり勤務先は南の伏見区。地下鉄で一本ですが、京都駅を間に挟み毎日通勤ラッシュでした。そこに観光客と合わさりここはどこの国だ?という感じです。なので今は通勤にも軽自動車を使っています。
ここで、「京都の通り名の歌」をご紹介いたします。
まるたけえびすにおしおいけ(丸竹夷二押御池)
あねさんろっかくたこにしき(姉三六角蛸錦)
しあやぶったかまつまんごじょう(四綾仏高松万五条)
せったちゃらちゃらうおのたな(雪駄ちゃらちゃら魚の棚)
ろくじょうさんてつとおりすぎ(六条三哲とおりすぎ)
しちじょうこえればはっくじょう(七条こえれば八九条)
じゅうじょうとうじでとどめさす(十条東寺でとどめさす)
と、いうものです。
例えば、私がよく行く(散歩というより土日の買い物)ところは、「あねさんろっかくたこにしき」です。北から南へ(下がる)際に、
姉小路通(あねこうじ)
↓
三条通(さんじょう)
↓
六角通(ろっかく)
↓
蛸薬師通(たこやくし)
↓
錦小路通(にしき)
三条でお茶をして、六角堂でお参り。錦市場で買い物…こんな感じです。
錦市場は、東京は上野のアメ横みたいなところです。